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9.11 最後だとわかっていたなら 



ー最後だとわかっていたならー
 ノーマ・コーネット・マレック
 訳・佐川睦




あなたが眠りにつくのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはもっとちゃんとカバーをかけて
神様にその魂を守ってくださるように祈っただろう
あなたがドアを出て行くのを見るのが最後だとわかっていたら
わたしはあなたを抱きしめてキスをして
そしてまたもう一度呼び寄せて抱きしめただろう
あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら
わたしはその一部始終をビデオにとって毎日繰り返し見ただろう
あなたは言わなくても
分かってくれていたかもしれないけれど
最後だとわかっていたら
一言だけでもいい…「あなたを愛している」と
わたしは伝えただろう
たしかにいつも明日はやってくる
でももしそれがわたしの勘違いで
今日で全てが終わるのだとしたら
わたしは今日
どんなにあなたを愛しているか伝えたい
そしてわたしたちは忘れないようにしたい
若い人にも年老いた人にも
明日は誰にも約束されていないのだということを
愛する人を抱きしめられるのは
今日が最後になるかもしれないことを
明日が来るのを待っているなら
今日でいいはず
もし明日が来ないとしたら
あなたは今日を後悔するだろうから
(中略)
「ごめんね」や「許してね」や
「ありがとう」や「気にしないでね」を
伝える時を持とう
そうすればもし明日が来ないとしても
あなたは今日を後悔しないだろうから




9月11日、
毎年この時期になると目にする詩ですね

限りあるとわかっている人生、いつ大切な人との最後になるかもしれない瞬間が来るともわからないにもかかわらず、あわただしい毎日におわれ、感謝の気持ち、愛おしいと素直に表現することを忘れてしまいがちです。 僕だけかな・・・


ただ、この忘れてはならない日に、どこかの誰かがこの詩を載せて、それを目にして改めて人生に限りがあること、そしてその終わりがいつ来るのかわからないことを思い出させてくれる。


せめてそれを思い出せたときにだけでも、大切な人に大切だと伝えよう。





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